挨拶

理事長あいさつ

大川敏彦

当院は福岡県の南東部で、大分県県境に近い豊前市に位置します。近くには豊前海の漁場が広がり、緑豊かな山と田園に囲まれた静かな環境にあります。
昭和10年に故大川勤三郎により開設され、福岡県下では3番目に古い歴史のある病院です。当初、治療疾患の対象は統合失調症・躁うつ病・中毒性精神障害等がその主体でしたが、近年認知症が我が国の高齢化に伴い著しく増加したため、平成8年から認知症の療養環境に相応しい病院作りに専念してきました。事実、現在総病床数240床のうち精神科病床は120床、認知症疾患治療病棟を120床とし、全病床の50%を認知症疾患対応病床にしています。
これからも更に進む高齢化社会の中で、医療体制を確立し、地域の医療にとって必要不可欠な病院として機能するよう全職員一丸となって取り組んでまいります。
当院の理念は「奉仕即幸福」を掲げています。患者様には親切丁寧で安全安心して療養できる病院を信条としています。

平成28年11月1日
大川病院 理事長 大川敏彦

院長あいさつ

大川敏彦

当院は、昭和10年に創立以来、平成26年に80周年を迎え、長い歴史があります。
当地区は、豊前市、築上町、吉富町、上毛町の1市3町から構成され、現在、少子高齢化の影響を受け、豊前市の人口は2万7千人、高齢化率35%前後であります(平成28年11月時点)。
そのため、以前は、統合失調症やうつ病を主体とした精神科病院として機能していましたが、時代とともに「認知症」疾患への地域のニーズが急増し、平成8年に老人性認知症疾患治療病棟を、翌9年には重度認知症疾患デイケアを、平成12年には老人性認知症疾患療養病棟を設立して参りました。
この地域で求められるニーズというのは、時代とともにさらに変遷し、病院もそれに伴い変化していく時代となっています。

従って、今後、2025年を目安にさらに増加されると予想される「認知症」の問題は当院が背負っていかなければならない大きな課題となります。
「認知症」が一般化し、精神疾患と切り離されて考えられるようになった社会の中で、従来の精神科病院の概念を崩していき、地域から必要とされる病院を目指していきたいと思います。
そのためには、どのようにして、地域に貢献できるのかを常に考え、院内の充実だけでなく、医療機関、介護機関、行政、医師会、各精神科病院協会等との連携を密にし、微力ながら「地域貢献」できる病院体制作りに邁進します。

平成28年11月1日
大川病院 院長 大川順司

大川病院